金博洋選手は中国出身のフィギュアスケート選手です。羽生結弦選手と大会に出場することも多く、一緒に話題になることも多いですよね。
今年の初めに、もしかすると羽生選手の「弟弟子」になるかもという情報が入ってきましたが、結局ならずに終わってしまいました。それはどういうことだったのか、なぜ一緒のチームに入らなかったのかなどまとめました。
金博洋はなんと読む?
金博洋は「ボーヤンジン」として知られています。
え、きんはくようじゃないの?と思う方もいらっしゃいますよね?
それというのも、NHKやテレビ朝日などでは実況の時に日本語読み「きんはくよう」をするので、きんはくようと覚えている人も少なくないはずです。
逆にファンの方は、「きんはくよう」って誰?と拍子抜けした方もいるはずです。
中国語では「Jīn Bóyáng」ジン ボーヤン
英語では「Boyang Jin」ボーヤン ジン
世界的にはボーヤンジンという名前で親しまれているので、ファンの方はボーヤンジンで覚えてる方が多いです。
中国語の名前は日本人には発音しにくいものもありますが、ジンボーヤンは言いやすいですよね。
金博洋のプロフィール
金博洋 (ボーヤンジン)
生年月日:1997年10月3日
出身:黒竜江省ハルビン市
身長:170cm
愛称:天天
3種類(トウループ、ルッツ、サルコウ)の4回転が得意です。
父親、母親が陸上の選手なので、走るのも速いそうです。
2011−12年シーズン アジアフィギュア杯で優勝
2012−13年シーズン JGPクールクールシュベル優勝
2013−14年シーズン 中国選手権優勝、JGPファイナル優勝、JGPタリン杯優勝、JGPリガ杯優勝
2014−15年シーズン 中国選手権優勝、JGPメーテル杯優勝、JGPリュブリャナ杯優勝
2015−16年シーズン 中国選手権優勝
2016−17年シーズン 中国選手権優勝
2017−18年シーズン 四大陸選手権優勝、CSフィンランディア杯優勝
毎年中国選手権を制覇していて、中国ではトップクラスの実力の持ち主です。
金博洋はオーサーに師事しないのはなぜ?
今年2018年の頭に、羽生結弦選手やキムヨナ選手を育てたことで有名な、ブライアン・オーサーコーチのチームに加入するというニュースが流れました。
「ついにユヅの弟弟子になったか。次の北京五輪で中国の記録を再び塗り替えることを期待している」
「超うれしい!天天(金の愛称)が羽生結弦と同門になるなんて!フィギュアファンはみんなそう思っているはず」
など、ファンから多くの期待の声が上げられていました。
金博洋選手は2016年、2017年の世界選手権で銅メダルを獲得しているものの、今一歩のところで優勝には届いていないようです。演技力、ジャンプ能力、技術の安定を磨き、さらなる高みを目指すため今回オーサーコーチに師事するとのことでした。
しかし、8月11日に金博洋はブライアン・オーサーチームには加入せず、これまで通り中国国内で練習を続けると発表したのです。
え、金博洋のコーチもノリノリだったのに?
同協会関係者によると、本人らと深く話し合った結果、国内のトレーニング環境やトレーニング方法に慣れており、現時点では海外でのトレーニングをしないことになったという
あくまでも、本人の意志を尊重したと発表しているのです。
オーサーコーチも下記のように述べています。
彼は天賦の才能を持った選手であり、私は彼の助けになると信じているが、彼の考えを尊重したい。今回の同協会との協力により、才能ある中国の選手をたくさん見つけられればと期待している
やはり金博洋選手の考えを尊重したという結果なのですね。
若干21歳なので、もしかすると海外にチームに参加する不安や軒並みならぬ事情があったのかもしれないですが、オーサーコーチに師事して磨いた演技を見せてくれるかもと期待していたので、残念です。
ただ、中国国内を拠点とする今までのやり方で世界大会銅メダルの実力まで辿り着いたので、自分で強い意志を持っているのではないでしょうか
金博洋のインスタ画像
可愛い!普通の男の子ですね
演技の時はオーラが違います。
金博洋のまとめ
金博洋はジンボーヤンとして世界的に有名です。
中国ではトップクラスの実力の持ち主で世界選手権でも銅メダルを獲得しています。
オーサーコーチのチームには加入しませんでしたが、今後彼がもっと活躍することを期待します。
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