Kindle電子書籍出版の原稿文字数を解説します。いざkindleを出版しようと思っても、どのくらいの文章量にすれば良いか迷いますよね。何文字書くべきか、文章構成、記事を代筆してもらう方法もご紹介します。
Kindle出版 原稿はどうやって書くの?
原稿はあなたの使いやすいフォーマットを使えば大丈夫です。wordでもgoogleドキュメントでもテキストエディタでも大丈夫です。
著者はGoogleドキュメントで書いています。アプリを起動しなくてもオンライン上で使うことができるので、便利です。
①まずは題材を選びます。
ジャンルは多岐に渡りますが、主に4つに焦点をしぼっています。
- 金融系(FX、NISA、株投資など)
- 副業系(Youtube、アフィリエイト、電子書籍、プログラミングなど)
- 健康系(ダイエット、免疫力、筋トレ)
- 恋愛系(結婚、出会い系、マッチングアプリ など)
もちろん、あなたが歴史について詳しかったり、語学ができたり、子育てのプロだったり、専門性があるジャンルで書いてもOKです。
金融系、副業系、健康系、恋愛系はいつでも需要があり、稼ぎやすいジャンルです。特に現在は「テレワーク」と「副業」、「節約」、「節税」に関心が集まっています。
稼ぎやすいジャンルは上位を取りにくいというデメリットはありますが、上位を取らなくても読んでもらえる可能性が高いメリットもあります。
あまりにニッチすぎるジャンルで1位をとったとしても、全然読まれないこともあります。
ネコくん
関連記事:電子書籍のジャンル選びは?売れるジャンルはなに?
②選んだ題材を調べて、章立てをします。
1~6章ぐらいを目安にしています。ウェブライターになりたいと思っている人向けに書いた本を例にしてみましょう。
仮タイトル:30分で身につく文章力
はじめに:ここは導入文です。
あなた自身の経験や、読者に読んでもらいたいことを書きます。(600~1000文字くらい)
第1章:ウェブライターは文章を書く人だと思っていますか?
ウェブライターの定義を書きます。
第2章:文章力を磨いた先にあるものとは?
ウェブライターになるメリット、何を得ることができるのか
第3章:マックスウェル・サックハイムの3原則〜メルマガの仕組みを作ったすごい人〜
文章を書く上で知っておきたい3原則を説明しています。
第4章:3つのNOT(しない)を WANT(したい)にするためにできること
3原則を変えるために必要なことを説明しています。
第5章:稼げる人が知っている文章構成
プロが使っている文章構成のテンプレを紹介しています。
おわりに:稼げるウェブライターになって理想の人生を手に入れよう
1~5章のまとめを書いて、結論を述べています。(600~1000文字くらい)
書き方、文章構成はブログとあまり変わりません。権威性を高める根拠をたくさん組み込んだり、例文を入れてわかりやすくしたり、読者が飽きないように心がけています。
ただし、私の本を含めKindle Unlimitedに登録されている読み放題の本は、読者が暇つぶしに気軽に読めるように設定されています。
1時間以内にサクッと読めて、ためになる本を目指しています。
シロクマくん
Kindle出版 原稿の文字数は?
原稿の文字数は10,000~20,000字です。
こじかちゃん
文章を書くことに慣れていない人には1万文字は長いかもしれませんね。著者もライターとして6000~7000文字を書くこともありますが、10,000文字以上というのは想像以上に大変でした。
1つの原稿を完成させるまでに10時間以上かかることもあります。最初は本1冊の売り上げは1000円に満たなかったので、時給換算すると時給100円です。
しかし、頑張って1万字書いても本にすると40~50ページほどしかないんです。
40ページの本だと30分ほどで読むことができます。せめて40ページはないと買っていただいた人に申し訳ないですよね。
著者もよくKindle Unlimitedを利用して本を読みますが、内容が薄かったり、肝心なことが書いてないとがっかりします。30分以内に読めるお手軽さがあり、かつ知りたいことがわかるような本を目指しています。
反対に、2万文字くらい書いても中身が空っぽだったら読者の時間だけ奪うことになります。
それなので40~50ページくらいの本になる10,000~20,000文字で、中身が凝縮される原稿を作りましょう。
シロクマくん
Kindle出版 原稿は買うこともできる
アザラシさん
ココナラで記事を買うこともできます。
ココナラはデザインやイラスト、記事などを売り買いできるサービスです。プロからアマチュアまでサービスを売っているので、値段もさまざまです。
1.「電子書籍リライト原稿」と検索してサービスを探します。
2.「FX」「アフィリエイト」「ダイエット」などジャンルを選ぶことができるので、あなたの欲しい原稿のジャンルを選びます。
3.右側の「購入画面に進む」をクリックして購入画面に進みます。お支払い情報を入力して購入完了です。
4.購入後、出品者に「購入完了した旨」と「どのジャンルを希望するのか」のメッセージを送ります。
5.すぐに出品者から「正式な回答」として、メッセージと原稿が送られてきます。
これで受け取り完了です。1原稿1000円ほどで買うことができます。
ただし、ココナラで売られている原稿は「リライト用」の原稿です。そのままe-pub化して本にすることはできません。
自分自身で原稿をリライトする手間があるので、1000円がその働きに見合うか考えてから購入しましょう。
70%以上はしっかりリライトしなければいけないので、自分で1から書くのもリライト用原稿を買うのも手間は変わらないな〜というのが著者の感想です。
ネコくん
フレンチブルくん
Kindle出版 原稿を書く時の注意点
原稿を書くときには、著作権法に触れないように気をつけましょう。
もちろん、あなた自身が持っているスキルや経験を書くのであれば問題ありません。しかし、電子書籍ではNISAやiDeCo、節約、節税、クレジットカードなど細かく調べて書かなければならない題材もあります。
1万文字以上の文章を書くのに、全てがあなたの知識から引き出すわけではありません。ウェブサイトやYoutubeを参考にさせてもらうこともあります。
参考にさせてもらうときに気をつけたいのが、著作権です。全て丸パクリで自分の本として売るのは絶対にダメです。他人の経験や知識を盗む行為になります。
値段や制度、登録方法などが同じなのは仕方ありませんが、他人のノウハウをそのまま書いたり、その人しか知り得ない情報を書くのは犯罪です。
ネット社会になった今、「ネットリテラシー」を身に付けることが重要です。知らない間にあなたも加害者や被害者になってしまうことがあります。自由に表現できる時代になったからこそ、トラブルを回避する能力や他人を必要以上に傷つけない思いやりが必要です。
こじかちゃん
まとめ
・原稿はGoogleドキュメントかWordなど書きやすいものでOK
・題材は金融系、副業系、健康系、恋愛系がおすすめ
・章立ては6章くらいをめどに
・文字数は10,000~20,000文字。
・ページ数は40~50ページがベスト
・ココナラで原稿を買うこともできるが、リライトが必要
・原稿を書くときは著作権に注意!
以上がKindle電子書籍の原稿の文字数、書き方です。すでにブログやnoteをやっている人は、少し文字数を足すだけなので簡単ですね。
最初は何時間もかかって大変ですが、徐々に慣れてきて時間を短縮することができますよ。
ぜひ、挑戦してみてください!
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