2018年の七五三は11月15日ですね。もう写真は撮りましたか?着物を着て千歳飴をもらって、写真撮影、その他に神社へのお参りがありますが準備はしていますか?
子供の服はバッチリ決めた、でも親は何を着れば良いのかわからない、、という方いませんか?
今からでも十分間に合います。ぜひ参考にしてみてください。
七五三のお参りとは
七五三は子どもの成長を祝い長寿を願う行事です。女の子は3歳と7歳、男の子は5歳になる年の11月15日に行います。神社でのお参りは子供の成長への感謝の気持ちとさらなる健やかな成長を神様に願うためです。最近は当日ではなく、10〜11月の休日に行う人が増えているので、あまり混まなそうな日に行くのも良いですね。「大安」「仏滅」のように吉凶を表す六曜は神社とは関係がないため、七五三のお参りではお日柄を気にして大安に行かなくても良いです。逆に仏滅の方が混んでおらずスムーズにいきます。時間帯も決まりはなく、神社が受付をしている時間であれば大丈夫です。
七五三のお参りで祈祷はしてもらう?
お参りの時には神社で祈祷を受ける正式参拝と祈祷を受けずお参りだけする略式参拝があります。どちらにするかはご家族によって異なります。「子供のさらなる成長を神様にお願いする」気持ちがあればどちらでもかまいませんが、神社でご祈祷を受ける経験もあまりないのでこの機会にお願いするご家族も多いようです。
どちらの場合も神聖な場所にお願いに来ているので、神様にお願いするのにふさわしい格好が望ましいでしょう。それなので、カジュアルすぎるジーンズやサンダルなどはNGです。
七五三のお参りの時の母親の服装
フォーマル、セミフォーマルどちらでも大丈夫ですが、主役はあくまでも子供なのであまり目立ちすぎない格好が好ましいです。
せっかくの機会なので、子供と一緒に和装して神社で記念撮影するのも良いですよね。和装には訪問着、付け下げ、色無地と3種類あります。
訪問着
格式が高く未婚、既婚問わず着用可でおしゃれ要素もあわせもった着物です。絵羽模様と呼ばれる、胸や袖の部分につながるように模様が入っているのが最大の特徴です。父親がフォーマルなスーツか和服であれば、母親は訪問着が良いです。
このように肩から裾にかけて流れるように華やかな模様が入っているのが特徴のおしゃれな着物です。若い方から年配の方まで、幅広い年齢層が使えます。
付け下げ
訪問着とほぼ同格で未婚、既婚問わず着用可です。母親が付下げの場合は、父親はフォーマルかビジネススーツどちらでも良いです。
訪問着より少し抑え気味で模様が入っていますが、子供をひきたてるのにはちょうど良いですね。
華美な装飾が禁止された戦時中に考案された模様付けです。
色無地(一つ紋)
上の二つよりは軽く着れるので、セミフォーマルな装いにぴったりです。父親はビジネススーツが良いです。
綺麗な一色の無地の着物です。大人の女性っぽくて素敵ですし、自分の好きな帯でコーディネートするのも良いですね。
もちろん洋装でワンピースやスーツを着るのも良いです。その場合は真っ黒よりはグレー、紺、ピンクが素敵です。ストッキングはベージュで肌に馴染むもの、パンプスはヒールが高すぎないシンプルなものを選びましょう。
こんな感じに、子供の着物と全く同じ色ではなくて、グラデーションで揃えるのもおしゃれですよね
七五三のお参りの時の父親の服装
洋装の場合はビジネススーツかフォーマルスーツで、真っ黒よりは紺やグレーの控えめな色が好ましいです。地味になりすぎないように、ネクタイやシャツの色で遊ぶのも良いですね。例えば子供の着物の色が赤なら、ボルドー系のネクタイをするなど、子供の着物の色を一部に取り入れるとおしゃれに見えます。
和装をされる方はあまりいないかもしれないですが、和装でもかっこいいですね。和装の場合は羽織袴(紋付・なし)、羽織着物どちらでも良いです。どちらの場合も羽織がないと、スーツなのに上着を着ていないようになってしまうので注意です。
こちらは紋付羽織袴
こちらは羽織着物です
七五三のお参りの時の親の服装 まとめ
基本的にはフォーマルかセミフォーマルを着れば大丈夫です。
また、親の格が揃わないとチグハグに見えてしまうので、母親がワンピースなのに父親は着物というようにはならないようにしたいですね。
一生に何回もない神事で記念事なので、万全の準備で挑みましょう!
コメントを残す