囲碁の仲邑信也九段の長女である仲邑菫さんがなんと、若干10歳で囲碁のプロ入りを果たしました。
10歳って小学4年生ですよ!10歳の時なんて友達と公園で遊んだりしている頃ですよね。
どのような経緯で囲碁のプロとなったのか、気になる経歴や笑顔が可愛い画像をまとめました。
仲邑菫のプロフィール
仲邑菫(なかむら すみれ)
生年月日:2009年3月21日(現在9歳)
出身:大阪府大阪市此花区
目標とする人物は井山裕太五冠
2019年の4月1日づけの10歳0ヶ月でプロ入りすることが決まっています。
負けると大泣きするくらい、根っからの負けず嫌い
父母の影響で3歳で碁を打ち始め、7歳から家族3人で囲碁強豪国の韓国に渡り、修業を積んできました
そのため、両親に通訳するほど韓国語もペラペラ
日本棋院が新設した小学生までの採用制度「英才特別採用推薦棋士」の第1号
通常プロ棋士になるには、日本棋院か関西棋院のプロ候補生「院生」になり、採用試験に合格する必要がありますが、その例外として早い段階から人材育成を進めるために作られた制度です。
仲邑菫の両親も囲碁のプロ?
仲邑菫さんの父親はプロ囲碁棋士の仲邑信也九段(45)。
仲邑信也九段は松原賞、棋道賞勝率第1位賞、通算400勝達成などもされているすごい方です。
母親の仲邑幸さんはアマチュア囲碁棋士で元囲碁インストラクター(38)。
菫さんが3歳になった時にルールを教え、その時に才能を発揮し、毎日対局をしたそうです。
お母様の特訓があってこその菫さんなんですね。
仲邑菫の実力
プロ棋士採用試験では、6人の棋士と対局して4人以上の承認をもらえれば合格ですが、なんと全員一致で合格しました。
仲邑菫さんと対局をした張栩名人も「これだけの力があるとは驚きです。十分にプロ棋士の実力がある」と太鼓判を押しました。
張栩名人は小学生時代の井山裕太五冠と対局したことがありますが、当時の井山五冠の上を言っているとも語っており、今後の菫さんの活躍を示唆しています。
井山五冠も29歳という若さで2018年2月に国民栄誉賞を受賞し、タイトル獲得史上最多の7冠になるという実力の持ち主です。
その井山5冠を上回る実力といわれるのは、相当のものです。
世界を狙うというのも全く夢ではないですよね。
囲碁界の反応
囲碁強豪国の韓国でも菫さんの評価は高いです。
名門「韓鐘振(ハンジョンジン)囲碁道場」の韓鐘振九段は以下のように語っています。
「菫の才能は、現在の女流世界一である韓国の崔精(チェジョン)九段(22)に劣らない。むしろ上達のスピードは崔より速い。このままいけば女流の世界チャンピオンになるのはもちろん、男性のトップ棋士とも対等に戦えると思う」
また、日本棋院の副理事長である小林覚九段は次のように語っています。
従来の最年少記録を更新するのは大変なことだと思います。採用試験の対局では、名人を相手に引けを取らない堂々とした打ちっぷりで、精神力の強さや囲碁の内容もプロとしての力を備えていると感じました。
記者会見には父親の仲邑信也さんと母親の幸さんと出席しました。始終、はにかみながらも父親の信也さんと微笑み合う姿が見られました。
記者会見の後には父親の仲邑信也さんとアイコンタクトをとるお茶目な写真もあります。こう見ると小学4年生の女の子ですよね。
仲邑菫のまとめ
仲邑菫さんは努力家で本当に囲碁が好きなんですね。これからどんどん記録を塗り替えるのではないでしょうか。
- 仲邑菫さんは史上最年少10歳のプロ棋士
- 仲邑菫さんは韓国語もペラペラ
- 仲邑菫さんの父親は仲邑信也九段
- 仲邑菫さんの実力は日本でも韓国でも認められている
菫さんの活躍が楽しみですね!!
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