知っておきたいマスクの予防効果!!感染を防ぐ正しい着け方とは?

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新型コロナウイルスが発症し始めて2ヶ月以上が経ちますが、収束の様子はなく、未だに世界各国、そして日本各地に拡がっていますね。

皆さんはどのように対策をされていますか。

中国人のマスク大量買いとマスクの異常な価格高騰もニュースになりましたよね。そこまでして手に入れたマスク、果たして本当に予防の効果はあるのでしょうか。

今回は知っておきたいマスクの予防効果と正しい着け方をまとめました。マスクを付けただけで安心していてはダメですよ。

新型コロナウイルスってなに?

新型コロナウイルスが怖いものということは知っていますが、実際にどのようなウイルスで何から感染してしまうのでしょうか。

重症度は、致死率が極めて高い感染症ほどではないものの、季節性のインフルエンザと比べて高いリスクがあるとし、高齢者や基礎疾患がある人は重症化のリスクが高いと分析しています。

引用:NHK NEWS WEB

必ずしも死に至る病気ではないようですが、インフルエンザより凶悪で体の弱い人、高齢者の方が感染してしまうと、肺炎となり、死亡例も確認されているとても危険なウイルスです。

感染しないために、感染経路を知っておきましょう。

感染経路について「飛沫か接触感染で空気感染は起きていないと考えられる」とする一方、「閉鎖空間で近距離で多くの人と会話するなど、一定の環境下であれば、せきやくしゃみがなくても感染を拡大させるリスクがある」と指摘しています。

引用:NHK NEWS WEB

色々な情報が飛び交っているため、空気感染すると思っている人も多いかと思いますが、ある一定の環境下にない限り、空気感染はしません。

それなので、周りに咳をしている人がいても自分がきちんと予防していれば、感染の可能性を低くできるんですよ。

感染経路まとめ

・くしゃみや咳による飛沫

・手に付着したウイルスが直接口に入る

・閉鎖された狭い空間で感染者と長時間一緒にいる

それでは、多くの人がやっているマスクの予防効果を見ていきましょう。

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マスクの予防効果

マスクをすることによる予防効果はどのようなものなのでしょうか。本当に感染を防げるのでしょうか。

マスクを欲しいがために争う人々が出てくるんですね。感染予防に必死になるこのような光景は世界各国で見られるかもしれないですね。しかし、マスクで争う必要は実は全くないんです。

マスクは予防にあまり効果がない?

マスクが最大限の効果を発揮するのは、発症者が着けた場合、つまり、周りに拡大するのを防ぐためと言われています。すでに感染して咳をしている人が着けることによって、周りの人に感染しづらくなるということですね。

感染者が咳で約10万個、くしゃみで約200万個のウイルスが飛沫します。見えないウイルスがそんなに放出されると思うと恐ろしいですね。

マスクは被感染者には無意味なの?

実はマスクの網目は、ウイルスよりも大きいということを知っていますか。マスクの網目は10μm(マクロメートル)、ウイルスの大きさは0.1~0.2μmなので、ウイルスは余裕でマスクの網目を抜けることができるんです。

0.1~0.2μm(マクロメートル)=0.0001~0.0002mm

それなので空気中に漂うウイルスをマスクで遮ることはできないと言えます。しかも、このように世界保健機関がマスクによる予防効果に対して否定的なんです。

世界保健機関(WHO)発行の感染予防マニュアルには「マスクによる上気道感染の予防効果にははっきりとしたエビデンスがない」と書かれています。

引用:kodansha bluebacks

また、英国のボール教授がマスクが十分な効果を発揮したと言っていますが、これも十分に制御された状態限定のことです。

英ノッティンガム大学のジョナサン・ボール教授(分子ウイルス学)は、「病院環境で十分に制御された状態で行われたある研究では、インフルエンザ感染の予防には、顔を覆うマスクと専用呼吸器が同じくらいの効果を発揮した」と述べた。

引用:BBC

何のためにマスクを着けるの?

それでは、なぜ世界中の人が感染前にマスクを大量に買うのでしょうか。英ロンドン大学セント・ジョージ校のデイヴィッド・キャリントン博士は、一般のマスク自体には感染予防の効果はないとはっきり述べています。

しかし一方で、くしゃみや咳の飛沫を直接受けないこと手に付着したウイルスを直接口に運んでしまわないことから感染のリスクを下げることができるとも述べているんです。

私も無意識に口のあたりを触ってしまうことがあるのですが、何と、人は1時間に約23回も口を触っているそうです。もしも手にウイルスが付着している状態だったら、と思うと恐ろしいですよね。

手を口に直接触れさせないというだけでもマスクをしている意味があると言っても過言ではありません。

特に、身近に感染者がいる人、感染者の看病をする人はマスクを着けておくと安心できるのではないでしょうか。

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マスクの正しい着け方

引用:BBC

マスクを付ける時に大事なことは、鼻と顔の隙間を作らないということです。くしゃみや咳からの飛沫は5~10μmなので、ちょっとした隙間からも入り込むことができます。

1.サイズの合ったマスクをつける

鼻と口がスッポリ覆われるサイズのマスクを着けましょう。小さくて鼻が入らないものだと、着けている意味がありません。

引用:自治医科大学附属さいたま医療センター

鼻と顔をしっかりフィットさせることが大切です。

2.マスクの表面を触らない

せっかくマスクを付けてウイルスを防いだのに、外すときに表面を触ってしまっては意味がありません。マスクの表面にはウイルスが付着している可能性があるので、両側の紐を持って外しましょう。

そしてマスクを触った後には必ず手を洗ってください。

3.マスクは使い捨てる

マスクはウイルスの温床となってしまうので、一度使ったら捨ててしまいましょう。理想は外出ごとに取り替えることです。最低でも1日使ったものは次の日は新しく取り替えてくださいね。

4.マスクだけに頼らない

前述した通り、マスクだけでは完全にウイルスを防ぐことはできません。マスクをしていると安心してしまい、基本的な予防の手洗い、うがい、をきちんとすることを忘れてしまいます。

マスクをしていても、こまめに手洗い、うがい、アルコール消毒などをして感染を防ぎましょう。

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まとめ:マスクの予防効果と正しい着け方

マスクは必ずしも感染を防いでくれるものではありません。空気中に漂うウイルスを完全にシャットダウンはできませんが、手に付着したウイルスを無意識に口や鼻に運んでしまうのを防ぐことができます。

1.サイズの合ったマスクを着ける

2.マスクの表面を触らない

3.マスクは使い捨てる

4.マスクだけに頼らない

マスクだけに頼らず、いつもの手洗い、うがい、アルコール消毒も忘れないようにしましょう。マスクの正しい予防効果と着け方を知って、自分自身でウイルスの脅威から身を守ってくださいね。

 

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